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常磐線403・415系稀少車
(2005/06)


 二階建て車・クハ415-1901。着席率向上をめざして試作されましたが、2扉のうえ車内に階段を有する構造のため、乗客の乗降がスムーズにいかず、混雑時への対応には難があったようです。
 朝はラッシュのピークを少し外した時間帯に土浦→上野→勝田、夕方も同様に勝田→土浦→上野→土浦と走るだけの限定運用です。2005年7月9日(土)の531系デビューに伴うダイヤ改正で、運用離脱することになりました。


 二階建て車と同じ編成に組み込まれているサハ411-1601。ステンレス製のロングシート車ですが、なぜか1501ではなく、1601と付番されました。


 ステンレス製サハは2輌しかありません。もう1輌は、ステンレス車唯一のセミクロスシート・サハ411-1701です。この車輌は、7連のうち、電動車1ユニットのみが鋼製車という変則編成に組み込まれています。


 クハ401には、前照灯がシールドビーム化改造されていない車輌が2輌だけあります。その1輌のクハ401-83。通称「デカ目」と呼ばれています。


 もう1輌の「デカ目」クハ401-84は、サハ代用として7連の真ん中に組み込まれています。貴重な車輌でありながら、先頭に立つ機会がないのは残念です。


 サハ411-707から先頭車化改造されたクハ411-701。助士席後ろの窓・戸袋窓の形態はクハとして新製された車輌と変わらず、一見しただけでは改造車とはわかりません。


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